ネクロンユニット評 トループ編②
今回は
イモータルについてですね〜!
僕はこのユニットが好きで、自分がウォーハンマーを始めた時点で出ていた旧ネクロンウォリアーとこのキットを比べるとカッコ良かったんですよね。
肩のあたりとかのデザインが違ったり、
背中の脊椎っぽいのから伸びたケーブルが武器に直結!!
強そう!!
設定としてもウォリアーは元一般ピーポーを機械化したので個々としては貧弱ですが、
イモータルは元戦士階級の人たちなので体も相応にいい性能のものを貰っています。
というところでゲーム性能の話!
イモータルは絶対にネクロンウォリアーと比べられます。
なんでかって言うと、やはり同じトループ枠だから。
『傷』に関しては同じ1です。1ダメージで死にます。完全に同じダメージで死にます。
ネクロンウォリアーならユニットあたり10体いて、イモータルは5体…。
えっ?イモータル、エリート戦士的なヤツじゃないの?って思うじゃないですか。
まぁ頭数に関してはネクロンウォリアー側に軍配が上がったりするので必ずしも上位互換ではないですが、
使ってみるとネクロンウォリアーとは違う魅力に病みつきになる人続出のはず…!!
①武器が強力なものから選択出来る!
ガウスブラスターと
テスラカービンの2種から選択!
ガウスブラスターは、前に説明したネクロンウォリアーの武器のガウスリーパーの火力そのままに、ガウスフレイヤーよりも射程が長いみたいなサイキョー汎用武器です。(ラピッド武器なのでリーパーほど弾数が出ない距離もありますが。)
使う人の多いマリーンは歩兵からしてかなりタフなので、どの陣営でも殺すのにかなり苦労するんですが、この武器だとマリーンの装甲でも防ぎ切ることは難しく、どんどんと消し炭にしていけます!
ネクロンの強みだと思っている『トループ兵の平均点が高い』みたいなところを体現してる装備なので、個人的に今ははこちらがかなりオススメですね。
テスラカービンはヒットでクリティカルを出すと電気ビリビリ多段ヒットする武器です。
「10発撃ったら15発当たったわ」みたいな謎現象が発生します🤣
その代わりに装甲に対する貫通力は無いんですが、ガウスブラスターと違ってラピッド距離に入らなくても安定した弾数を撃てるのが強みですね。
マリーンみたいな装甲服着込んでる陣営よりも、「E:皮の服」とかで安い兵を大量投入してくる陣営と戦うときに活躍します。
あと全力移動しながら撃てるのも強みですね。
ネクロンって特別機動力あるわけじゃないですからね!
突っ込んで撃つのも良いんですが、ウォリアーのガウスリーパーと違って射程もそれなりにあるので、引き撃ちも視野に入ったりするから、実際にゲームで使うと小回りが効いて便利だったりするので、カタログスペック通りに優秀なガウスブラスター、低コスト兵狩りや機動力のテスラカービンといった感じでしょうか。
②耐が高い!
ネクロンウォリアーよりも高い耐久力!
これが凄い!
ネクロンコデックスが刷新されたときに誰も盛り上がっていなかったんですが、イモータル教のさむだけテンション爆上げでした!
耐の値というのは先の『ウーンズロールの考え方』で触れたと思うんですが、相手の攻と同じか高いかで防げる可能性が4+か5+か変わるのに関わってくるわけです。
で!ネクロンウォリアーの耐は4(数値出しちゃった🤣)
というのは40k界で最もポピュラーな武器『ボルター』が攻4ですから、ウーンズロールでは4+成功を取られる場面が多くなるな〜みたいなことをイメージするわけです。50%ですよ。
サンダーハンマーっていう攻を倍にして殴る白兵武器なら2+を取られるわけです。出目1以外失敗しない!
耐4というのは『硬めの人型』くらいの感じで、スタンダードであるが故にけっこうブッ殺し対策されやすい数値なのです。
じゃあイモータルならどうなのか。
耐5!
これは多くのボルター系ではウーンズロールで5+しか成功させません!33.3%!17%も下がりましたね。
ウーンズロールで2+を取ってほぼ確実に殺そうと思うと攻10が求められるわけですから、
これってもう戦車砲なわけですよ。
再生するかもしれない『歩兵』相手に、貴重な火力を割きたいですか?いや〜難しいですよね。
っていう具合いに面倒臭いタフさなのです耐5ってのは!
③セーヴィング値も良い!
セーヴィング値『防』もマリーンと同じ3+!
ネクロンウォリアーはそう思うと柔らか金属製ですね。
セーヴィングは相手の武器の貫通力で悪化して成功値が下がっていきますが、
ネクロンウォリアーだと7+(6面ダイスで7以上を出せ!無理に決まってるだろ!)
みたいなことになる場面でもイモータルなら6+で踏みとどまったり、
そもそも先ほど書いたウーンズロールの段階でダイスをいくつかカット出来てることも多いので、ウォリアーより格段に死にづらいってのが分かりますね!(セーヴィングの話にウーンズロールの話を持ち込んでイモータル株を上げるのに必死)
④白兵戦も弱くない!
9版で入った強化点でイチオシポイントの1つですね。
1人頭の攻撃回数がウォリアーの倍!
ウォリアーは頭数がそもそも倍だからおんなじくらい…と言いつつも、殴る対象の近くにいないと攻撃に参加できなかったりするので、
20体編成のネクロンウォリアーで殴り込みをかけても、10体のイモータルほど殴れないかも知れませんね。
あと先述の耐久力もあるので、『殺せないにしても殺されない』ってのは厄介ですよ〜!(ウォリアーも頭数が用意できるので全滅しづらさに関してはイモータルより上の場合も多いです)
⑤ユニット1つあたりのコストが軽く済む
イモータルは1ユニット5体、ウォリアーは1ユニット10体スタートで、頭数の分、全滅のしづらさや拠点の確保の面ではウォリアーに軍配が上がるんですが、
イモータルは5体と少ない分、編入するときに払うコストが少なく済みます。
例えば25パワーレート戦をしようとするときに、
HQ1ユニット、トループ1ユニットを埋めてから、余ったユニットを入れて25パワーに合わせよう…となるわけです。
そのときに「どうしてもコストがかさむ…」となったときにはウォリアーよりもイモータルの方が出番が多くなるのかなと思います。
HQではそこまで出費が抑えられないですし。
コスト面で小回りが効くのは地味に強いです。
5体の少数編成でも拠点確保に走ったり、テスラを担いで遊撃したりとやれることは多いです。武器も書いた通りウォリアーより強力ですから注意を引きつけることもできます。
とまぁこんな感じですかね。
イモータル評と言いつつ結局、ウォリアーとの比較も入ってしまってたので何ともですが。
8版ではウォリアーと耐が同じだったことや、再生プロトコルの仕様から、そこそこ大きめのゲームだと
「火力落としてでも20体入って全滅しづらいウォリアーのがいいじゃん」「イモータルは枠埋め要員」となってしまう感じもあって、自分的には残念だったんですが、
9版では耐の向上で明確なウォリアーとの差別化ができたり、
ガウスブラスターの射程が伸びて、24mvの呪いからの解放されたのも大幅な強化になりました!
お手軽な強コンボだった『我が意テスラ』は没収されましたが、強化点の方が圧倒的に思えます。
インドミトゥスやスタートセットでネクロンウォリアーを手に入れた皆さん、イモータルも良いですよ〜!
ボロボロゾンビメカ的な意匠の強いリニューアルネクロンウォリアーに対して、
イモータルはエリート戦士ですからダメージディテールとかも無いピカピカリヴィングメタルだよ!(単に発売時期の違いによるデザインの差)
はよう買ってくるんじゃ!!(ダイマ)